まほろば@mahoroba148です。
本日はWebマーケティングに興味がある人、Webマーケティングを強化したい人におすすめの本をご紹介します。
ホームページを作るということは何か目標があるはずです。顧客の目標を達成するためには、ただホームページを作るだけではいけません。
私自身もWebデザイナーという肩書きでありながら、ヒアリングからディレクション、コーティングまで全て行っています。
一通りの知識はあれど、まだまだ知識不足を感じているためWebマーケティングの本を探していました。
購入した本とキッカケ
AmazonのKindle版を購入しました。この本自体は前々から気になってはいました。しかし、立ち読みした時にマンガ調で内容が薄そうと感じたため購入をためらっていました。
そんな時、Amazonでセールでなんと半額以下に。値下げと他にいい本も見つからなかったため購入しました。
ストーリーの中で語られるWebマーケティング
最初に印象は最悪だったこの本ですが、実際に読んでみたら「内容が薄い」なんてことは全くなく、しっかりとWebマーケティングの方法が語られています。
『沈黙のWebマーケティング』はWebマーケティング初心者向けの本です。入門書としては十分なボリュームと感じました。もしかしたら一歩踏み出した情報を求めている方には物足りないかもしれません。
立ち読み時の私がディスっていたマンガ調、実際はありがたいほどに読みやすくしてくれてます。ストーリーの中で実践した後、詳しい解説があるのも理解が深まって良いと感じました。
所々、マンガがくだらないと思うところもありますが、だんだんとそれが癖になっていきました(笑)Googleアナリティクスなど具体的なサービスの説明もあるため、決してふざけているだけの本ではないです。
特に勉強になった点
マイナスをプラスに転換するために行うSWOT分析です。
「SWOT分析」とは、マーケティング戦略で使われる志向のフレームワークの一つである。
Strength(強み)…自社がもつ強み
Weakness(弱み)…自社がもつ弱み・課題
Opportunity(機会)…外部環境にあるチャンス
Threat(脅威)…外部環境にある自社に都合の悪いことそれぞれの頭文字をとり、名付けられた。
この「SWOT分析」を行うことで自社商品や自社サイトが他社に比べてどんな強みや弱みを持っているか知ることができる。
(後略)<引用>沈黙のWebマーケティングP188 エピソード4「逆襲のSWOT分析」
ちょうどこの「逆襲のSWOT分析」のエピソードを読んでいる時、客先との打ち合わせがあり、早速実践してみました。
そこは老舗の飲食店が新しくオープンしたお店で、思うように客足が伸びないことに悩んでいました。ターゲットはどうするかなどなかなか方針が定まらなかったため、SWOT分析をすることにしました。
S(強み)…老舗の飲食店の本格和食がお手頃な値段で楽しめる
W(弱み)…オープンしたばかりで顧客が少ない
O(機会)…老舗の飲食店から徒歩圏内
T(脅威)…飲屋街から離れている
マイナスの要素(弱み・脅威)をプラスに考えてみると、
オープンしたばかりで顧客が少ない
飲屋街から離れている
→知る人ぞ知る隠れ家
さらにプラスの要素加えると、
老舗の飲食店の顧客が
本格和食を手軽に楽しみたいときに使う
知る人ぞ知る隠れ家
となりました。
打ち合わせ当初はこの場所を全く知らない新規顧客ばかりに目が向いていましたが、老舗の飲食店を利用したことがある顧客にターゲットを絞ったことで、新しい店舗にも足を運んでもらうような広告を出すようにしました。
その結果、今まで1件もなかった予約が、広告を出してから2週間で2件も入ったそうです。
まとめ
Webマーケティング初心者におすすめの本!半額以下で買えたから得した!
この内容であれば定価でもいいと思います。でもお得にゲットできるならそれに越したことはないですよね(笑)
「Amazonのセールで高確率で出品されてます」
と書こうとしたのですが、通常時でもKindle版なら半額以下で購入できるようです。
Kindleの値引率すごいなぁ。
シリーズ化されている
もう一つ、同じ著者でWebライティングに特化している「沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘ー」という本があります。
時間軸としてはWebマーケティングの後で、新しいお店で繰り広げられるストーリーのようです。
こちらも購入済なので読み終わり次第レビューしたいと思います。