会社員のまほろば@mahoroba148です。
独立を志し始めてまず始めようと思ったのがブログでした。
そもそも「志し始める」というような生半可な気持ちでできるほど甘くない世界ですが、自分の気持ちを整理するとともに、まずは発信することが大切だと思ったんです。
会社に勤めている今も情報を発信するという意味で、企業ブログへ関心はあります。
しかし、実際収益に繋がるかというのは非常に厳しいのが現実で、更新する時間があったら他のサービスを考えてと言われます。
そんな中で、ブログだけで生活をしている人たちがいるのもまた事実です。
「ブログで飯が食えるのか」という問いに対してYESと答えているのが今回ご紹介する本です。
ブログを書いて生活していきたい人、ブログを武器にしたいと思っている人にお伝えしたい本のご紹介です。
購入した本とキッカケ
今回ご紹介するのは「ブログ飯」という本です。
購入のキッカケは語ると少し長くなります。
出逢いは Kindleのおすすめ紹介でした。
Kindleを初めて利用したとき、自分の好きなジャンルを選ぶように促されます。
すると、Kindleがジャンルにあった本をいくつか抜き出しておすすめしてくれます。
おすすめの本は試し読みをすることができるので、すべてインストールしていました。
そこに紛れ込んでいたのがブログ飯。ちょうど独立を考え出した頃だったので、ブログで生活できるならそれに越したことをはないと思い、試し読みをしていました。
次に著者の染谷さんに出会います。
出会うといっても染谷さんはWordCampTokyoの講師であり、私はその受講者でした。
その日から壺の人という印象でTwitterをフォローしていると、ブログ飯の著者が染谷さんだということを知ります。
「え!あの壺の人が書いてたの⁉︎」
点が繋がった瞬間でした。
俄然以前よりもブログ飯に興味が湧いた私でしたが、すぐには購入しませんでした。
なぜかというと試し読みで少し疲れてしまったからです。
「ブログだけで飯を食う」という夢のあるテーマだからこそ、現実すぎる内容に試し読みの時点で少し嫌気がさしてしまったのです。
今考えてみればそこがブログ飯をおすすめしたい理由であり、ブログだけで飯を食うことはどういうことなのか納得できた部分です。
購入を渋ってるときにAmazonがまたもやKindle本のセールを開始!
ブログ飯も例外ではなく、半額以下の価格で販売されていたためこの価格ならばと購入を決意しました。
小手先のテクニックはいらない
本のはじめに「本書を読む際の注意点」という説明文があります。
そこにはこう書かれていました。
「簡単にできるアクセスアップの裏技 」や 「アクセスが集まる秘密のキーワ ード 」といったような 、表面的なテクニックを紹介するつもりはありません。
なんと清々しい文章でしょうか。冒頭でこんな風に書かれている本は初めてです。
さらに続きます。
そういった小技は 、あえて私があれこれ教えなくても 、飯が食えるブログを真面目に作り続けていくうちに 、自然と身に付いていくものです 。
これは経験しているからこそ言えるセリフだと思います。
「ブログ飯」では自分自身の意識を変えさせてくれる本です。
これは「ブログを書く」ということに限ったことではないのかな、と思います。
たとえば私のように「起業したい」と思っている人、一番をとりたいと思っている人、夢を追いかけている人…
どこか現状に甘えていませんか?自分を甘やかしていませんか?
私は思い当たる節が多すぎて、心が痛かったです…。
自己啓発のジャンルに入ってくる理由も読んでいて納得がいきました。
とはいえ基本的にブログのお話しですので、ブログを書いて生活していきたい人、ブログを武器にしたいと思っている人におすすめの本です。
読んでみて驚いたこと
実は著者のサイトを利用していました。
染谷さんがどうやってブログで飯を食えるようになったのか綴られているので、当然染谷さんが開設されたサイトのご紹介もありました。
その中に「非公式Xperiaマニュアル」というサイトがあるのですが、私もこのサイトの利用者でした。
今や当たり前のスマートフォンも当時は珍しい物で、その目新しさから私も初代Xperiaを購入していたのです!
新しいのはいいけれど驚くほど使い方がわからない。私はインターネットで調べることにしました。
染谷さんは情報を発信する側、私は情報を調べる側。
2人を並べると考え方の違いを実感できますね。
そしてこの考え方の違いがお金を稼ぐ人とお金を払う人の違いだと思います。
おすすめの読み方は2回読むこと
これもブログ飯の読み方の解説に書いてあることです。
「何を言ってんだか 、わかんないよ 」と 。そんな場合は 、無理をして読み通そうとは思わず 、さらっと斜め読みしたら 、本棚の隅っこにでも置いておいてください 。
(中略)
それでもダメなら 3カ月後 、 6カ月後と 、時間を置いて再読してみてください。
そうです、1回目は理解できませんでした。読み終えた後、やっと読み終わったー!というふわふわっといた感覚しか生まれなかったのです。
考えられる原因の一つとして当事者になりきれなかったことが挙げられます
ブログでお金が稼げたらどんなにいいことか、そう思いながらもどこか他人事のような気がしていました。
以前、なかなか物事が続かない人の思考という記事を書きました。
まさに自分のことを表している記事で、ブログを武器にしようという気合いはありません。
自分の興味がないことを無理やり読んでも内容なんて入ってきませんよね。
今になってもう一度最初から読んだところ以前より頭に入ってきやすくなりました。
9年間のノウハウが詰まっているので、理解できた方もそうでない方もぜひ2回読んでたしかめていただきたいです。
必ず読んでほしいところ
仮に1回目が斜め読みだったとしてもぜひ読んでほしいところがあります。
それは著者の奥様が書いたコラムです。ブログ飯になるまでの経緯が奥様目線で書かれています。
本編を読んでいるときは、旦那を支える昔ながらの一歩引いた奥様との印象だったのですが、いい意味で期待を裏切ってくれます(笑)
奥様の指導は非常に的確で、コラムにもありますが、奥様の支えがあってこその「ブログ飯」なのです。
まとめ
今やインターネットもブログも身近な存在になりました。
誰でもできるからこそ私でもお金が稼げるのでは、と思うでしょう。
でも誰でもできるからこそ、努力を怠っていては結果はついてきません。
それは今も昔も変わらないことです。
ブログ飯を読んで改めて気づくことができました。
本日ご紹介した本↓