まほろば@mahoroba148です。
突然ですが、私まほろばは『経営デザイナー』と名乗ることにしました。
そのキッカケは「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」との出逢いです。
なぜ経営デザイナーと名乗ることにしたのか、経営デザイナーはどんなことをするのか、革命のファンファーレの内容を交えながらお話します。
革命のファンファーレとの出逢い
ご存知の方も多いとは思いますが、革命のファンファーレはキングコング西野さんが書いています。
代表作「えんとつ町のプぺル」は絵本業界を揺るがす爆発的大ヒットだったそうです。
という情報も本の受け売りなのですが、えんとつ町のプペルや革命のファンファーレをキングコングの西野さんが書いているということは知っていました。
ニュースにもなっていたので。
最初はただそれだけでした。
興味を持ち始めたのは、とある方のブログです。
本の途中に書かれている格言を写真でアップしていました。
読んでからわかっていたのですが、その格言は目次で、しかもインスタ映えを狙った西野さんの策略だったそうです。(まんまと策略にひっかかりました)
でも、即決はしません。私は中身を確認してから買う派の人間です。
早速本屋でパラパラとめくってみますが、その時は心動きませんでした。
たぶん、興味がなかったのだと思います。気分が乗らなかった、という方が正しいかな?
そこから数ヶ月経った先日、kindleセールがありました。
kindleセール大好きですね、私(笑)
作家さんにとってはいい客ではないかもしれません。(作家さんにとってのいい客とは、という記事を別で書きたいと思っています)
こうして革命のファンファーレを読み始めました。
デザインするということ
革命のファンファーレの中では「デザイン」という言葉が何回か出てきます。
デザインという言葉を使うとき、一般的には「キャラクターをデザインする」というようなアーティスティックな表現として使いますよね。
もちろん、アートは自己表現、デザインは目標達成の設計であり似て非なるものです。
しかし、世間ではアートとデザインの認識は近いといえるでしょう。
革命のファンファーレではデザインという言葉をこのように使っていました。
現代でモノを売るならば、当然、現代人の動きを読まなければならない。
(中略)
これから全てを読み、先回りして、売り方をデザインする必要がある。
<引用>革命のファンファーレ 現代のお金と広告 No.748-749 kindle
『売り方をデザインする』
この言葉を見たときに、しっくりきたのです。
デザインの裏には「誰に」「何を」「どうやって伝えるか」という経営戦略が含まれています。
経営戦略のないデザインは、デザインではなくアートになってしまいます。
実はこの経営戦略の部分がはっきりしないままデザインを依頼されることも多く、いざ話し合いを進めてみてもデザイナーとしてだけではサポートしきれないことに気が付きました。
経営デザイナーとしての役割
経営デザイナーはわかりやすい言い方すると経営コンサルタントです。
そして、経営コンサルタントと違うところは実行の細かなところまでサポートできるというところです。
事業を成功させるためには
- 目標を定める
- 目標達成のための計画をする
- 実行
という順序を踏むことになるでしょう。
デザイナーでは3.実行の部分でしか携わることができませんでした。
経営コンサルタントであれば流れとして携わることができても実際に実行するのは外注で、投げっぱなしということも考えられます。
本当の意味でトータルサポートできるのは経営デザイナーでしかできないことです。
ただ、企業に入り込みすぎると客観的に見ることができなくなるのでは?という問題もあります。
外注が「悪」というわけではなく、目先しか見れていないことが「悪」なのです。
事業を成功させるためには様々な人を巻き込むことも必要です。自らも実行部隊として、誰を巻き込むかアドバイスできるのが経営デザイナーの強みです。
私、まほろばは経営デザイナーとして事業(企業)のコンセプトづくりからマーケティングまでのトータルサポートを承ります。
具体的なサービス内容
まだまだ構想段階ではありますが一部紹介します。
- 経営デザイン
- ホームページ・SNSを使ったWebマーケティング
- パンフレット制作などの販促物制作(一般デザイン)
- セミナー講師
デザイン・マーケティングに特化しています。
直近ではセミナー講師としてLINE@について講演したこともあり、制作に限らず教育や情報提供という形でも展開を考えています。
また、個人~小規模事業者に寄り添ったサービス内容にしたいと思っています。
経営戦略は大企業では当たり前のことでも、個人や家族経営の事業者にとっては認識があまい部分です。
そして、経営について相談できる人がいないという方が多いのではないでしょうか。
身近な相談役として、気軽に相談できるようなサービスを提供します。
【まとめ】自分に正直でありたい
経営デザイナーとして名乗ることの根本は自分に正直でありたい気持ちが大きいです。
ここで革命のファンファーレから言葉を頂戴します。
タレントとして信用を勝ち取る為に、まずは「嘘をつかない」ということを徹底した。
<引用>革命のファンファーレ 現代のお金と広告 No.256 kindle
これはキングコング西野さんがタレントとして信用を得るために実行したことです。
この文章の後には実際に行っていることが事細かに書かれています。そして次のように続きます。
嘘は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によっては嘘をつかされる。
<引用>革命のファンファーレ 現代のお金と広告 No.265 kindle
『信用を勝ち取るために嘘をつかない→嘘をついてしまう原因は環境にある』
この考え方に驚きと感動がありました。そうか、自分も正直になっていいのだと。
会社に雇われたデザイナーのままでは請け負った仕事を言われたままの範囲でこなすことが全てです。
戦略のないデザインも、意味のない打ち合わせも、お金をもらえるならばやります。
売り上げで評価され、こだわりは無駄だと思い知らされ、昔は理不尽だと思っていたことも今は仕方がないと思えるようになりました。
仕事は仕事でしかない。
これを何年も、何十年も続けていくことを考えると、私の人生に何が残るのでしょうか?
答えが出ません。
それならば、経営デザイナーとして進むことが答えの近道になるのではないかと——。
少々話がずれてしまいましたが、信用の勝ち取り方は必ずしも「嘘をつかない」ことではありません。
私の場合は、デザイナーとして信用を得るために経営デザイナーと名乗ることに決めたといっても間違いではありません。
あなたに合った方法で、あなたなりの答えが出せることを願います。
もし迷ったときには、経営デザイナーのまほろばにご相談ください。
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今回ご紹介した本