まほろば@mahoroba148です。
会社をやめて自分で起業したいと思っている方は、何かしら今の生活に不満を抱えているのだと思います。
- 仕事にやりがいを感じない
- 思っていた仕事と違う
- 上司と気が合わない
私自身もそうです。
だけど、この理由をただの「言い訳」にしていまうと、今までと何も変わらないような気がするので、今日は自分の棚卸しをします。
目次
自分の棚卸しの方法
今読んでいる本に「自分の棚卸し」というキーワードがありました。
具体的にどういうことかというと、自分の今までの知識や経験、人脈、そこから見える強みや弱みを整理して事業計画に繋げようということです。
本来は事業計画を立てるまで突き詰めることが大切ですが、まずは人生を振り返ることから始めます。
人生を振り返る
高校は工業系のデザイン科でした。
もともと絵を書くのが好きで、将来は絵に関する仕事に就きたいと思っていました。(小5くらいまで漫画家になりたいって言っていたけど子供ながら現実を見た)
就職に強い高校だったので、当時は卒業して就職できればいいやーという考えでした。
そこで出会ったのが「音楽」という道。
近所の先輩が入っていたからという理由で、選んだ部活がいわゆる軽音部でした。
これも元々音楽好きだし、楽器弾けたら楽しいだろうなーという軽いノリ。家族におねだりしてエレキギターを買ってもらいました。(今考えればひどい話だな笑)
音楽を始めてからは音楽が私の一番になりました。
それはいつしか私の道となり、歩んでいくことになります。
あの頃は若かった~音楽中心の日々~
音楽はやる、でも仕事はしないと生きていけない→Not正社員→アルバイト
という思考で、アルバイトをやってきました。音楽に支障がでればやめる、というスタンスで。
▼やってきたバイト
- メガネ屋
- 子ども雑貨屋
- ゲームセンター(一時期子ども雑貨屋と掛け持ち)
- 工場
第一に悩まされるのは人間関係。基本的に間に挟まれて自分が精神的にやられてしまうタイプです(汗)
第二に悩むのは仕事量。任されることは嬉しいけど、頑張る意味を見出せませんでした。
責任ばかりがどんどん上がり、それに合う評価や待遇はありません。
上手くやり過ぎした者勝ちなのでしょうか?周りの行動が許せなくて転職を繰り返しました。
今考えてみれば就職先が悪いというより、仕事ってそういうものなんだろうな、と感じています。
真剣に将来と向き合うことになったキッカケ
最後の工場はリストラでした。アルバイトだったのでリストラというのかわかりませんが、事業縮小のため私が働いていた部署は丸々なくなりました。
これがキッカケです。
先ほど「音楽中心の日々」と言いましたが、実際のところ、生活のほとんどはアルバイトです。
楽しくもないアルバイトを続けて、むしろ、アルバイトにのみこまれてしまっている生活はストレスでした。
それならば好きなことを仕事にしたい!音楽以上に仕事を楽しみたいと動き出しました。
WEB制作、未経験、正社員
WEB制作にディレクター、デザイナー、コーダーという役割があることを知りませんでした(笑)
知らないまま「WEB制作を仕事にするんだー!」と就職活動を始めました。
私が行ったことは主に
- ハローワークへ登録
- 求人情報を読み漁る→応募
- 派遣登録
- ポートフォリオの作成
- WEB制作の勉強
でした。
ちなみに初めて一から作ったホームページはこれ↓
ミニマム(笑)
求人情報の方は、私の地域だとそもそも情報が少ないし、実務経験は必須項目。
ハローワークと派遣の担当さんからは方向性を変えようと諭され続けました。
そんなとき、偶然参加した合同説明会で、全くもって視野に入れていなかった企業の社長と話をすることに。
その結果、今の会社に入社できました。
働かせてもらえない試用期間の日々
入社したというと聞こえがいいですが、試用期間の半年は週3日のアルバイト扱いでした。
生活ができないのでグループ会社の飲食店で掛け持ちさせてもらうことに。
これがまたドツボの元で、グループ会社を手伝ってほしいから働かせてもらえないというような状態でした。
同期はみんなと同じように働く中、ルーターの設定やエクセルVBA・・・デザイン以外の課題や仕事をこなしてなんとか正社員になれました。
今の仕事と会社員で学んだこと
今の仕事は主に
- ホームページ制作
- パンフレット制作などデザイン業務
- SNS管理
- 既存システムの改変、修正(エクセルVBA、PHP)
- 事務
- セミナーなどの運営(営業戦略)
です。
やはりデザイン業務だけは手が余ってしまうので、その他の業務も行っています。
そのおかげで仕事をしながらVBAなどのプログラミングの勉強ができたり、営業方法を学べたりしています。
また、社長と話す機会が多いため経営のノウハウを現役の社長から聞けるというのは大きなメリットと感じています。
どちらもお金をもらいながら学ぶことができるので、会社員でよかったと思います。
そして次の一歩を踏み出すとき
入社して3年目、会社員であることの不自由さを感じるようになりました。
「自分で考え、実行し、失敗して、修正して、また実行する」
これをしなくても、会社はゴールを教えてくれます。だから新しい試みはいりません。提案は時間の無駄を呼びます。
その結果、仕事は作業に変わりました。
これではアルバイトの頃と何も変わりません。むしろ「音楽」という軸があったアルバイトの方が楽しかった気がします。
だからこそ、私は独立を考えるようになりました。
常にワクワクしていたい
新しいことを始めるとき、何かを創り出すとき、ワクワクしませんか?私はワクワクします。
そんなワクワクを共有できたら、もっとワクワクします。常にそんな状態でいたいです。
お金はないです。人脈も今の会社を辞めるというとなくなりそうです。スキルは限られています。
でも、チャレンジ精神だけはある!
もうやるしかないですね。迷っている暇なんてないです。独立に向けて本格的に動き出そう!