Googleドライブでは共有機能があります。
共有機能を使えば
- メールで送れないような大きなファイルも送信できる
- 特定の相手にだけ共有する
- 相手にファイルをアップロードしてもらう
- スプレッドシートやスライドなどをファイルを共同編集する
など
ファイル共有が簡単になります。
当記事ではGoogleドライブの概要、共有リンクの作成方法を見ていきましょう。
■この記事を読むとわかること
- Googleドライブの無料版と有料版のちがい
- Googleドライブの容量の考え方
- 共有方法の種類
- 誰でもアクセスできる共有リンクの作り方
目次
Google ドライブ とは
Google ドライブとはGoogleが提供するクラウドストレージサービスです。
インターネットさえあればパソコン、タブレット、スマホからいつでもアクセスすることができます。
また、表計算ができるGoogleスプレッドシート、書類作成ができるGoogle Docsなどのオンラインオフィスツールと統合されており、Googleドライブから作成することができます。
共有機能を使えば共同作業が簡単です。
GoogleドライブはGoogleアカウント (@gmail.com)があれば無料で使うことができます。
Googleドライブの容量はGoogleドライブ、Gmail、Googleフォトの合計でカウントされます。
無料版と有料版のちがい
Googleドライブには個人向けの有料版と無料版があります。
さらには組織で使いやすいGoogle Workspaceがあります。
今回は個人向けのGoogleドライブに焦点を当ててお話ししていきます。
無料版
無料の場合、15GBという制限があります。
また容量は自身のみが使用できます。
有料版
正確には Google Oneというサービスです。
容量を追加できることはもちろん、最大5人のユーザーとプランを共有したりできます。
有料版の場合プランがいくつかあります。
プラン | 容量 | 月額 | 年額 |
---|---|---|---|
ベーシック | 100GB | 250円 | 2,500円 |
スタンダード | 200GB | 380円 | 3,800円 |
プレミアム | 2TB | 1,300円 | 13,000円 |
参考:Google One「プランと料金設定」https://one.google.com/about/plans?hl=ja&g1_landing_page=0
上記以外にも5TB、10TB…と大容量プランも用意されています。
支払いは月額/年額と選べます。
年額支払いの方が少し安いので、長く使う場合には年額支払いががおすすめです。
コラム:AIプランの登場
AI技術の発展により、2TB+Gemini Advancedが利用できる「AIプレミアム」ができました。
Gemini Advancedはアップロードしたドキュメントの分析や要約、データからグラフ作成などができるようです。
GeminiはGoogle サービスをまたがって操作できるので、Google 信者としてはかなり注目していたAI サービスでした。ただ、私が無料版を使った限りは「Chat GPT」や「Cloaud 3」のような有名な生成 AI に比べると、実用レベルではない印象です。
Gemini Advancedの場合は次世代モデルの「1.5Pro」が採用されています。こちらであればAI秘書のようなことができるかもしれません。
費用面だけ考えれば月額1,600円で次世代モデル「1.5Pro」を使えることになります。
「Chat GPT」など他のサービスは日本円換算で約3,000円ですので、半額で使えるところは大きいですね。
今なら2ヶ月無料か…お試しで契約もありだね
共有方法の種類
Googleドライブの共有方法は2つあります。
- 制限付き
- リンクを知っている人全員
「1.制限付き」は指定した特定の人にだけアクセスを許可することができます。
共有相手もGoogleアカウントを持っている必要があります。
共有リンクの作成方法
基本的にフォルダもファイルも共有方法は同じです。
今回はGoogleドライブの画面で「リンクを知っている誰でもアクセスできる」共有リンクを作成する方法をご説明します。
パソコンの場合
1.フォルダ(ファイル)の三点リーダーを選択
2.「共有」>「共有」を選択
3.一般的なアクセスから「制限付き」を選択
4.「リンクを知っている全員」を選択
これでリンクを知っている人は閲覧のみできる状態になりました。
もしコメントを受け付けたい場合やファイルを追加してもらうなど権限を変更したい場合は引き続き設定します。
5.一般的なアクセスにある「閲覧者」を選択
6.希望の権限を選択して終了です。
リンクを共有
同画面で「リンクをコピー」を選択するとクリップボードにコピーされます。
コピーされたリンクを共有相手に送信しましょう。
スマートフォンの場合
1.フォルダ(ファイル)の三点リーダーをタップ
2.「アクセス管理」をタップ
3.一般的なアクセスから「制限付き」をタップ
4.もう一度「制限付き」をタップ
5.「リンクを知っている全員」をタップ
これでリンクを知っている人は閲覧のみできる状態になりました。
もしコメントを受け付けたい場合やファイルを追加してもらうなど権限を変更したい場合は引き続き設定します。
6.一般的なアクセスにある「閲覧者」をタップ
7.希望の権限をタップして終了です。
リンクを共有
同画面の右上にあるリンクマークをタップするとリンクがコピーできます。
コピーされたリンクを共有相手に送信しましょう。
共有リンクの解除方法
共有したリンクを解除したい場合は同じ手順で操作し、一般的アクセスを「リンクを知っている全員」から「制限付き」に変更します。
パソコンの場合
スマートフォンの場合
共有リンクの管理をもっと楽にしたい!
Googleドライブの共有リンクは簡単に作成できます。
それゆえに、誰にどこまで共有したか忘れてしまうものです。
また、個人用のGoogleドライブ(Google One)の場合、リンクの有効期限が設定できません。
そこで!
Google Apps Script(以降GAS)を使って、個人用Googleドライブで有効期限付きの共有リンクをつくれるようにしました!
手順に従ってまるっとコードをコピペするだけで完成しますのでGASを初めて使う方でも安心してご利用いただけます。
詳しくはnoteからご覧ください。
容量を増やそうか悩んでいる方は
こちらの記事もどうぞ。
3年以上前に書いた記事ですが、今読んでも言いたいことは変わってません。
あとGoogle Oneのプランも変わっていないところもすごい。Googleさんの評価上がっちゃうな(何様