まほろば@mahoroba148です。
今回はGoogleドライブの容量をアップグレードするか悩んでいる人に向けて記事を書いています。
特に
- 写真や動画を撮る方
- フリーランスの方
など個人で悩んでいる人に向けた記事です。
プライベート用でも仕事用でもデータの保管に困ってるという方に届けば嬉しいです。
会社員だよって人は会社の偉い人に言って容量を増やしてもらってください。
容量を気にして仕事が滞るくらいなら月額費用分稼げばいいのよ(ぶっちゃけ、そんな高くもないよ)
仕事と容量どっちが大事なの!
さて、Googleドライブの容量をアップグレードするか否か、先に結論からいってしまうと容量が足りなくなったら考えればいいんじゃない?です。
え、結局それ?と思った方も落ち着いて、深呼吸。
この後、理由をお話するのでもう少しお付き合いくださいませ。
目次
個人のデータ保管の悩み
データをどう保管するか、悩みますよね。
会社員時代はファイルの多さよりも前のバージョンをとってあるか気にしていました。
会社だったら社用のサーバに入れるだけで良い。
では個人ならどうだろうか。
今や無料で利用できるクラウドサービスも増え、生活の一部となっています。
- iCloud
- Googleドライブ(Google One)
- DropBox
など
アカウント作成するだけで無料容量がついてきますよね。
クラウドサービスの良いところ
クラウドサービスの良いところは
- ネット環境さえあればどこでもアクセスができる
- 引っ越しが簡単
- 共有しやすい
- 災害時に強い
- 容量のアップグレードが簡単
です。
データが手元にないので、物理的な攻撃に強いです。
※ここでいう物理的な攻撃とは保管機器を殴る蹴るなどして外側から攻撃することいいます
※災害もそのひとつです
また、共有機能が優秀です。
Googleドライブを例に挙げると、
ファイルをアップロード→共有ボタンを押す→発行されたリンクを送る
これで共有完了です。
共有権限も特定の人に限定したりリンクを知っている人全員に公開したりと選択できます。
また、GoogleドキュメントやスプレッドシートはWord、Excelとの互換性もあるので、複雑な動作なしで共有データを作成できます。
他にもYouTubeに頼らずWebサイトに動画を埋め込むこともできちゃいます。
とにかく万能なのです。
クラウドサービスの気になるところ
便利ならクラウド一択でいいじゃない!
そう思うかもしれないですが、やっぱりすぐに移行できない理由があるわけで…
クラウドサービスの気になるところは
- どこにデータが保管されているか不安
- 維持費がかかる
- 突然サービスが終了(変更)になる可能性がある
最近、話題のLINEでも海外にデータが保管されていることを明示せず炎上したわけですが、クラウドっていったいどこに保管されているの?と不安ですよね。
とはいえ、利用規約を見れば提供元がわかること、人々の生活の一部になっているくらい発展していることなどを考えると不安なら使わなければいいが真理だと思います。
なんか↑こう書くと、何も考えずに大多数に乗っかっているみたいな捉え方もできそうですが、
- 国内だから安全
- 手元にあるから安全
と言い切ることは難しいです。
それぞれの頭に「セキュリティ対策されている環境 且つ、」が付くのかなと思います。
いや、待てよ、”手元にある“はセキュリティ対策されているって言えるかな(以下ループ)
クラウドサービスの問題は維持費と仕様変更
個人にとって、クラウドサービスの問題は維持費と仕様変更ではないでしょうか?
基本的には無料で使えるクラウドサービスも、ある一定容量を超えると追加費用となります。
さらに、突然仕様が変更されることも珍しくはありません。
実はGoogleフォトも2021年6月より仕様変更があります。
詳しくは割愛しますが、今までは条件を満たすと容量無制限で保存できたのに対し、2021年6月以降は容量を使用することになるそうです。
無料サービスとはいえ提供しているのは企業、最終的には利益に繋げないといけません。
言うなれば私たちは無料で使わせていただいている立場で、突然「ここからは有料だ、金をくれ」と言われても縦にうなずくことしかできません。
圧倒的、囲い込み!
では実際にどのくらいの維持費がかかるかGoogleドライブのプランを見てみましょう。
Googleドライブのプラン(Google Oneのプラン)
正確にはGoogle Oneのプランです。
Googleドライブの容量を追加購入する場合はGoogle Oneというサービスにアップグレードします。
Google One は、Google ドライブ、Gmail、Google フォト共通のストレージを追加で定期購入できるプランです。
Google Oneヘルプ「既存のストレージと Google One の仕組み」https://support.google.com/googleone/answer/9004014
アップグレードと表現していますが、Googleドライブを含むサービスストレージの総称と考えていただければ良いかと思います。
当記事では今までと同じように「Googleドライブ」と表記します。
▼Googleドライブのプラン
支払い方法/容量 | 15GB | 100GB | 200GB | 2TB |
---|---|---|---|---|
月額 | 無料 | 250円 | 380円 | 1,300円 |
年額 | 無料 | 2,500円 | 3,800円 | 13,000円 |
Googleアカウントを作成すると15GBまで無料で使用できます。
15GBを超えて保管したい場合は月額250円~の契約が必要です。
また年払いにすればコストを少し抑えることができます。
支払い方法/容量 | 15GB | 100GB | 200GB | 2TB |
---|---|---|---|---|
月額 | 無料 | 250円 | 380円 | 1,300円 |
年額 | 無料 | 2,500円 | 3,800円 | 13,000円 |
年額(月額換算) | 無料 | 約209円 | 約317円 | 約1,084円 |
一番安い100GBのプランでも、日々の生活の中で少し節約をすれば、まかなえる金額です。
容量が足りなくなったら迷わず契約できますね。
上位プランや下位プランの変更はできるの?
Googleドライブのプラン変更はいつでも可能です。
月単位で契約変更できるため、必要に応じてプランを変更することができます。
ただし、払い戻しはできないとありますので途中解約しても返金はありません。
Google ドライブ ストレージ プランの購入代金は払い戻しできませんが、プランを解約して今後自動更新しないようにすることができます。
引用元:ストレージ プランの変更または解約 https://support.google.com/drive/answer/6374282?hl=ja&co=GENIE.Platform=Desktop#zippy=%2Cドライブ-ストレージ-プランを解約またはダウングレードする
とくに年払いの方は気を付けなければいけないですね。
また、利用できるまでに最長で24時間ほどかかることがあるそうです。
ストレージを利用できるようになるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。
引用元:既存のストレージと Google One の仕組み https://support.google.com/drive/answer/2375123?hl=ja&co=GENIE.Platform=Desktop
容量の限界まで待っていると保存できなくなくなってしまう期間が長くなってしまうので気を付けましょう。
【余談】NASが便利すぎ
私はNASを使っています。
NASとはインターネット上に接続できるデータ記憶媒体です。
自分だけのクラウドサービスが家庭のWi-Fi環境に構築できると考えても良いでしょう。
外付けHDDの場合はパソコンに直接接続してデータにアクセスします。
一方NASはパソコンに直接接続していなくても、同じネットワーク内であればデータにアクセスすることができます。
NASであればHDDをパソコン等に接続する必要がないので、たとえばスマホからNASにデータを入れることも可能です。
このNASが便利すぎる。
NASは買い切り・自動バックアップ
NASはクラウドサービスと違って買い切りです。
容量によっては、HDDの交換目安といわれている3年~4年で考えるとNASの方がコストを抑えることができます。
また、私が一番魅力に感じているのはミラーリング機能、つまり自動バックアップです。
自分でファイルを移動することなく、自動で同じデータをもう1つのHDDに保存してくれます。
仮にメインのHDDが故障してしまっても自動でバックアップされているため復元等の必要がありません。
ただし、ミラーリングするためには容量も2倍必要になります。
たとえば1TB保存したい場合は2TBの容量が必要です。
容量が増えれば増えるほどコストが上がります。(クラウドも一緒だけどね)
簡易NASなら今すぐできるかも!?
私も最初は簡易NASで運用をはじめました。簡易NASとはその名の通り、NASの簡易版です。
簡易NAS対応のルーターに外付けHDDなどの記録媒体を接続すればNASと同じような環境がつくれます。
NASよりも制限はありますが、外付けHDDをそのまま使うよりも便利です。
とくにパソコンやスマホ、複数の端末から同じ場所にデータを保管したい人にオススメです。
USB差込口があるルーターを選べばOKなので、NASに手が出せないって方は簡易NASからはじめるのも良いかもしれません。
また、接続する記録媒体はUSBメモリでもOKです。もしお手元のルーターにUSB差込口があれば試してみてはいかがでしょうか?
容量が足りなくなったら考えればいいんじゃない?
ここまで読んでいただくと容量が足りなくなったら考えればいいんじゃない?の理由がわかったのではないかと思います。
- 契約すると維持費がかかる
- いつ仕様変更されるかわからない
- Googleドライブの有料プランは月額250円~
- Googleドライブのプランはいつでも変更できる
上記の通り、すぐに契約しなければならない強い動機が見当たりません。
強いて言えば仕様変更する前に契約した人はそのままのプランで更新できます、となった場合でしょう。
今のところは上記のような発表はないので、やはり今すぐに契約する必要はありません。
容量が少なくなってきたら、契約を開始すれば良いのです。
注意点としては、利用できるまでに最長で24時間ほどかかること。
ギリギリに判断するのは、やめよう。
データの優先順位を決めよう
Googleドライブの容量にはGmailとGoogleフォトが含まれています。
アップグレード前にデータを見直すことも一つの方法です。
私の優先順位は 優先度:低 Googleフォト<Googleドライブ<Gmail 優先度:高 です。
お客様とのメールはほぼ残してあります。削除するのはメルマガくらい。
また、Googleドライブの中身は手動でもバックアップをとっています。
というか、共有ファイルがほとんどのため自社のNASに保管しています。
そのため終了したプロジェクトなど共有が不安になったら削除するようにしています。
おわりに
今回はGoogleドライブの容量をアップグレードするか悩んでいる人に向けて記事を書いてきました。
私自身、アップグレードに悩んだ時期がありました。結果的にまだアップグレードしていません。
データの保管場所をクラウド一択にしていれば、すぐさまアップグレードを選んだと思います。
しかし、私の場合はNASでのデータ保管も併用しているためアップグレードの必要がありませんでした。
今思えば、個人事業主になったことに浮かれて、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、となっていたように感じます。
月額250円~をケチる、というよりは無駄を省くことの方が大事です。
とくに収入が不安定なときは出費が少ないことに越したことはない。
じゃぁNASはどうなんだい?
と聞かれると、少し長い目でみてNASの方がコストが抑えれることに気が付きました。
ミラーリング機能も重要です。
NASは必要な経費として算出しています。
いずれは通信環境を最強にしてクラウド移行も
いずれはクラウドサービスに移行します。
災害のニュースも多くなってきました。NASもやはり物理的な攻撃には弱いです。
個人で対策には限界があるのでデータセンターのような専門機関にデータを保管したいと考えています。
大切なデータ、どう守るかはあなた次第。
【2024/06/10追記】使い方が知りたい方は
Googleドライブの共有機能が便利すぎるので別記事で操作方法を書きました。
記事中のコラムに「AIプレミアム」についても言及しています。
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