まほろば@mahoroba148です。
本記事では営業とプログラマー(技術者)の考え方の違いについてお話します。
実はこんなことがありました。
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”L1″ icon=”eigyo.png” name=”営業”]プログラマーは、やりもしないで「それはできない」と言う。せっかくとってきた仕事もこれじゃぁ無駄になるばかりだ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”prog.png” name=”技術者”]営業はあることないこと話す。できるかわかった上で仕事を持ってきてほしい。[/speech_bubble]
営業、プログラマーどちらの言い分もわかります。
そしてどちらの言い分にもちょっと引っ掛かります。
それぞれの不満の原因はなんでしょうか?
相手の気持ちになってみると見えてくることがあるかもしれません。
営業とプログラマーあなたはどっち派?
営業の立場になって考える
まず発言する上で、私の立場をはっきりさせておきます。
私は「営業派」です。
だからもしかしたら営業を擁護するような書き方をしてしまうかもしれない。
いきなり不公平ですごめんなさい。
最終的にどう思うかはあなた次第ですが、ここでは私が思うままに書かせていただきます。
私は現在の仕事でも販路開拓のためにセミナーを開催したり、新規のお客様との最初の打ち合わせに行ったりしています。
少人数の会社であるため営業マンやディレクターという立場の人間いません。
役職・役割関係なく打ち合わせに出かけるのですが、その中でも私は営業活動が多いです。
そんな営業の立場から言うと、誇張表現してでも営業をとりたいです。
なぜかというと自分の評価が上がるから。
評価の方法は会社によって異なりますが、契約数を元に評価する会社もあるでしょう。
ちなみに弊社の場合は賞与の評価に左右します。
自分の営業で獲得した顧客は営業の取り分がもらえるため、仮にその後の実務をしなくても評価が上がります。
だから営業で契約をとりたいのです。
営業は詐欺師になれ
詐欺師はダメなものでもいいと思わせる話術がある。
極論をいうと、営業は詐欺師になるくらいの巧みな話術があれば敵なしです。(本当に詐欺師になっちゃだめだよ)
伝え方ひとつで無理難題な案件も通るかもしれないし、逆に本当に良い話でも悪く聞こえてしまうかもしれません。
それだけ伝え方は大切であり、言葉を武器とする営業マンにとって必要なスキルです。
プログラマーの立場になって考える
プログラマーは実行部隊です。
お客様が快適に使えるようにバグのないシステムを構築することも大切ですが、お客様との意見の食い違いをなくすことも大切です。
プログラムに取り掛かってから大幅な変更があれば、プログラマーにとっても、お客様にとっても負担がかかります。
スムーズに納品するためにもお客様と心を一つにして開発を進めていく必要があります。
それなのに営業が誇張表現をするものだから話がややこしくなってしまうんですよね。
ただでさえ、プログラムは作っていくと夢が広がっていきます。
あんなこといいな、できたらいいな、というように話がどんどん大きくなっていきます。
それに伴って予算も大きくなればいいのですが、そんなことはないのでプログラマーはストッパーにならざるおえない状況にあります。
プログラマーの敵はリスクだ
プログラムにはバグがつきものです。
利用者の中には説明書を見ない人や機械操作に慣れていない人もいます。
どんなときに使うのか、どんな風に使うのかなどあらゆるリスクを想定してプログラムをしても、予想外な行動が起きてしまうのです。
こうして見つかったバグを直すためにアプリやソフトの更新があります。
プログラムはできたら終わりではなく、実際に運用してからが本番だと私は思います。
しかし、運用してからが本番だといって、作成段階のリスクの想定をサボってしまうとそもそも納品できないため、リスク想定はプログラマーにとって大切な仕事です。
【余談】問い合わせフォームを使った営業について
ホームページがある会社であればだいたい備わっている問い合わせフォーム。
この問い合わせフォームからくる営業が私は嫌いです。
ホームページに問い合わせフォームがある理由は営業してもらうためではないですよね?
問い合わせフォームは自社のサービスについて問い合わせしてもらうためのものです。
それを自分たちの営業のために使ってくる行為が失礼な気がします。
特に問い合わせフォームは中身を確認するまで、問い合わせが来て嬉しい気持ちが強いため、営業メールだったときのショック分マイナスイメージです。
何か一緒にやりませんか?でもなく、単なる営業。
「うちにはこんなサービスがあります」「貴社に必要かと思いまして」
よくこんな問い合わせフォームに書けたな!ってくらい長文の営業メールもあります。
ただ、テレアポや飛び込みよりマシな点は時間をとられないということでしょうか。
相手の時間を奪わない且つ、文章は定型文だから労力も最低限に抑えつつ、少しでも返信があれば堂々と連絡がとれますからね。
また、問い合わせフォーム=ホームページに訪問しているということ。
ホームページを何も見ないで連絡してくる営業よりかはいいのかもしれません。
でもやっぱり私は問い合わせフォームからの営業が嫌いです。
【まとめ】組織の結束力を高める
個々の成績が気になるのはもちろんですが、仕事である以上、組織の結束力を高める必要があります。
営業がいないと仕事は来ないし、プログラマーがいないと納品できません。
営業、プログラマー持ちつ持たれつでいられることが会社の存続にもつながります。
そのためには相手の気持ちを考えてみましょう。
ときには意見をぶつけてみましょう。
思ってもみない答えが見つかるかもしれませんよ?