[この記事は2018年4月4日に更新されました]
普段何気なく使っている「お疲れ様です」という言葉。
挨拶のように気兼ねなく言ってしまいがちですが、その使い方には諸説あります。
インターネットで検索すると「お疲れ様ですは目上の人には使ってはいけない」という記事が多く出てきますね。
実際のところどうなのでしょうか?
ちょうど現在働いている会社でもこの話題が出てきたので、私が実際に経験した「お疲れ様です」の使い方を書きます。
社外と社内のお疲れ様です
「お疲れ様」は労いの言葉です。労いの気持ちがあれば誰に使ってもいいの?と思いますが、そうではありません。
基本的には社内で使う言葉です。
取引先や搬入業者など社外の方には「お世話になっております」が一般的でしょう。
上司と部下のお疲れ様です
「お疲れ様です」が社内で使う言葉ということはわかりました。
では、社内では誰にでも使っていいの?と思いますが、人によって受け取り方が変わってきます。
お疲れ様です=労う
この「労う」というのが相手を下にみているように感じてしまう人もいるようです。
相手を下にみている、といえば「ご苦労様です」は目上の人には使ってはいけません。
意味合いとしては同じではありますが、一般的にもNGされているようです。
目上の人にはなんて言えばいい?
社内の「お疲れ様です」について考えます。
新入社員からすれば、ほとんど目上の人です。
「お疲れ様です」は人によって受け取り方が違うため不快に感じてしまう人がいる、となるとなんて言えばいいのか困りますよね。
もちろん、会社によってはそんなの気にしないよってところもありますので、一概にこれが正しい!とは言えませんが、例題を考えてみます。
退社するとき
「お先に失礼します」
「それでは、失礼します」
先に帰る場合は前者、帰るタイミングが一緒にであれば後者で良さそうです。
メールの書き出し
「おはようございます」
「○○です」
朝ならば挨拶を、その他では名乗って本文に入る方が良さそうです。
何かしてくれたとき
「ありがとうございます」
上司が自分にも関わる業務をしてくれた場合に「お疲れ様です」ではなく、感謝の気持ちを伝えると良さそうです。
感謝をされる方も、感謝する方も気分がいいですよね!
【まとめ】お疲れ様ですは社内で使う
- 社内「お疲れ様です」
- 社外「お世話になっております」
「お疲れ様です」に代わる言葉
- 退社するとき「お先に失礼します」
- メールの書き出し「おはようございます」「〇〇です(名前を名乗る)」
- 何かしてもらったとき「ありがとうございます」
会社によって方針や雰囲気が違うと思いますので、先輩社員に聞いてみてはいかがでしょうか?
聞けることは新入社員の特権です。
ちなみに弊社では上司部下関係なく、お疲れ様ですと言います。
一番ダメなのは挨拶をしないことです。
「不安だから挨拶しない」「わからないからやらない」としてしまうと、あなた自身のイメージが悪くなってしまいます。
また、社外の場合では会社のイメージが悪くなってしまいますので、元気よく挨拶することを心がけましょう。