まほろば@mahoroba148です。
2/3(土)に大阪で行われた「いなば・たじまカフェ第2弾 ぼくの家、わたしのお店はマチの拠点」に行ってきました。
地方起業家5名よるトークセッション+交流会という内容です。
私、まほろばは静岡県に在住しておりますので、高速バスで片道約5時間の道のりでした。
それでも本当に行ってよかったと思えるイベントでしたので、参加してみて感じたことを書きます。
将来起業したい方、田舎暮らしをしてみたい方は必見です。
※伝えたいことがいっぱいあるので、前半と後半に分けてあります
どんなイベント?
先にも書きました通り、地方起業家5名によるトークセッション+交流会です。
最初に自己紹介を交えたゲストのトークセッション、残りはゲストや相談員と直接話せる交流会でした。
てっきりゲストの講義を受けるようなイベントだと思っていたので、ゲストと密な会話ができるとは思ってもいませんでした。
相談員はゲストが住んでいる地域の方が参加されています。
いなば(因幡)
いなば(因幡)は鳥取県の東部
参加地域:岩美町、智頭町
たじま(但馬)
たじま(但馬)は兵庫県の北部
参加地域:豊岡市、朝来市、新温泉町
イベント参加を決めた理由は2つあります。
1つ目は、参加地域の中に朝来市があったこと。
朝来市は移住先NO.1候補地です。
物件の内見が目的で一度訪れたこともあり、好感触でした。
2つ目は、魅力的な地方起業家がゲストなこと。
- シェアスペースを住み開きしている松宮未来子さん
- アトリエ体験型店舗を経営している崎山莉早さん
- 子供服や雑貨を取り扱っている谷村親子さん
- 海辺でカフェを開いている喜瀬さん
- 天然酵母のパンと地ビールのお店の女将、渡邉麻里子さん
ジャンルが違う方々のお話が一気に聞けるというイベントはなかなかないため参加を決めました。
地方起業家の紹介
松宮未来子さん
兵庫県豊岡市にてシェアスペース「コトブキ荘」を経営。
自分自身も住んでいるため住み開き中だそうです。
シェアスペースは家の一角(スペース)を貸すサービスです。
一度は耳にしたことがあるシェアハウスとの違いは、その場所に“住み続ける”わけではないこと。
イメージ的には第二の部屋というところでしょうか。
住む家は別にありながらも、趣味を思いっきり楽しむ部屋や集中して仕事ができる部屋がほしい方にオススメです。
コワーキングスペースに近いですが、個室で借りられるので周りの目を気にする必要はありません。
それでいて共有スペースもあるので、いろいろな方と交流ができるところも魅力的ですね。
なぜシェアハウスではなく、シェアスペースにしたのですか?と質問をしてみると
みんな家は持ってるんだよね、立派な家を(笑)
それなら住むところよりも場所の提供の方がニーズに合うと思って。
という納得の答えが返ってきました。
その他にも移住の際には豊岡市の人口密度を調べたり、現地に足繁く通ったりしていたそうです。
ご本人は「私はチキンだから(笑)」とおっしゃっていましたが、分析や事前調査は起業するにあたって大切なことです。
私自身に足りない部分でもあるので見習っていきたいと思います。
崎山莉早さん
兵庫県朝来市にてアトリエ体験型店舗「KOMOREMI」を経営。
レザーと様々な材料を組み合わせてひとつひとつ手作りで商品の製作、販売をしています。
『haaki Leater』としてオリジナルブランドも立ち上げられているそうです。
まず最初に驚いたのは私と歳が変わらないこと(1歳下かな?)
全国を調べたら当たり前なくらいいるのかもしれないですが、実際にお話を聞ける機会は今まで一度もなかったので新鮮でした。
次に驚いたのは、元空き家を改装している店舗のデザインです。
入り口は外から中の雰囲気が見えるガラス戸。
写真だと釣り下がっている電球の光が絶妙で、ついのぞいきたくなるお店です。
2階は住居スペースだそうで、私が理想とする店舗付き住居を実現されていました。
なぜ朝来市に行ったときに、KOMOREBIさんに立ち寄らなかったのかと今は後悔するほどです(笑)
また、田舎は良くも悪くもウワサが広がりやすいという言葉は、地方起業のメリットとデメリットにピッタリでしたね。
地方だからこそ地域の人との繋がりは大切にしたいと思うけど、どうしても合わない人もいるはず。
そんなどうしても合わない人を適当にあしらってしまうと、地方では生きていけないのではと感じました。
谷村親子さん
新温泉町にて「merci CAMPA」を創業。
旦那さんのご実家の洋服店の一角で子供服や雑貨を取り扱っているそうです。
実店舗での販売よりもイベント出店やネットショップ運営を主にされています。
創業したキッカケが自分の子供に着させたい服を売っているお店がなかったからだそうです。
ないなら自分でセレクトショップを作ってしまおう、行動力が凄まじいです。
もちろん、子供服が好きだったというのもあるかもしれませんが、自分自身で輸入先を見つけて販売しようとまでは思いませんよね。
また、SNSでの発信力が強い!
情報発信のツールとして利用しているインスタグラムのフォロワー数は8500弱、商品の紹介だけでなく日常も織り交ぜながら発信しているようです。
谷村さんの人柄が見えるというか、谷村さんが選んでいる服だから魅力的に感じる人も多いはずです。
その人=魅力を私も身につけれるようにしなければと勉強になりました。
【前半まとめ】3人だけでもお腹いっぱい
ゲスト3名だけでもお腹いっぱいなイベントですね。
ここまでのまとめです。
地方で起業するための心得
- 分析と事前調査
- 地域の人との繋がり
- 自分をブランド化する
ゲストは残り2名様いらっしゃいます。
前半は「モノ・サービス」を提供しているゲストでしたが、後半は「食」を提供するゲストです。
「食」を提供することに関係しているのか、場所へのこだわりが強いお二方だったので、また別の観点からお話が聞けておもしろかったです。
では次回をお楽しみに。