【浜松・静岡】広告費にも使える補助金公募開始

【浜松・静岡】広告費にも使える補助金公募開始

2019年5月6日

まほろば@mahoroba148です。

浜松、静岡の小規模事業者のみなさーん!朗報です。

広告費にも使える補助金の公募が開始されました。

広告費に含まれるものは

  • パンフレット
  • チラシ
  • ポスター
  • ホームページ
  • ネットショップへの出店料

などなど。

自社の商品・サービスを宣伝するために必要不可欠なものが補助対象となります。

広告宣伝は必要とわかっていても、小規模事業者にとっては大きな出費。

自分たちでチラシやホームページを作成している方も多いのではないでしょうか?

また、自分たちでチラシやホームページを作るために苦手なパソコン教室に通い始めた方もいるのではないでしょうか?

今回の補助金をうまく活用して、専門家にお願いしましょう!

小規模企業経営力向上事業費補助金の概要

今回ご紹介するのは「小規模企業経営力向上事業費補助金」です。

広告費につかえる補助金とご紹介させていただきましたが、正確には小規模事業者向けが経営革新への第一歩を踏み出すことを目指した補助金です。

 

この事業は、人口減少、高齢化、経済活動の国際化等による経済的社会的環境の変化に直面している小規模企業が工夫・改善による新たな取組を実施する際の経費を助成することにより、小規模企業がその特
性に応じた持続的な発展を図ることができるよう支援することを目的とします。経営革新までは至らないが経営力向上に意欲がある小規模企業を対象とし、商工会及び商工会議所の経営指導員によるきめ細かな支援を通じて、将来の経営革新への第一歩とすることをねらいとして実施するものです。

<引用>小規模企業経営力向上事業費補助金の手引き(PDF:260KB)6P

 

広告費だからOKだよね?小規模事業者だから誰でも利用できるんだよね?というとそれは違います。

あくまで、小規模企業がその特性に応じた持続的な発展を図ることができるよう支援することを目的であって、ホームページ等を安くつくるために利用するものではありません。

補助金の詳細

<引用>ふじの国静岡県公式ホームページ 補助金の案内(PDF:185KB)
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-550/keieiryokukoujou-hojo.html

補助対象

小規模事業者(中小企業基本法第2条第5項に規定する小規模企業)

常時使用する従業員が

  1. 製造業、建設業、運輸業、サービス業(宿泊業、娯楽業)、その他の業種(1.を除く。):20 人以下
  2. 卸売業、サービス業(宿泊業、娯楽業を除く。)、小売業:5人以下

補助率

2/3 以内(限度額50万円)

対象事業

  1. 自社がこれまでに行ったことがないもの又は既存のものを大幅に改善するもの
  2. 新たな需要の開拓又は生産性の向上を目指して行うもの
  3. 経営革新計画の承認取得を目指す3年間の経営ビジョンを策定した上で行うもの

対象経費

開発費、機械装置等費(IT ソフトウェア含む)、広報費、委託費ほか

申請期間

2019年4月10日~2019年5月31日(受付は平日に限ります)

※参考ページでは平成31年となっています

申請方法

最寄りの商工会・商工会議所へ所定の申請書類を持参又は郵送(5月 31 日消印有効)

補助金を利用するメリット

補助金を利用するメリットは主に2つあります。

  1. 費用を抑えて、新しいことにチャレンジもしくは改善できる
  2. 自社の経営を見直すことができる

1.費用を抑えて、新しいことにチャレンジもしくは改善できる

補助金という言葉の通りです。

小規模企業経営力向上事業費補助金は補助率が2/3以内、最大で50万円の補助を受けることができます。

例をあげると

  • 制作費75万円の場合→実質25万円支払い(50万円補助)
  • 制作費30万円の場合→実質10万円支払い(20万円補助)
  • 制作費100万円の場合→実質50万円の支払い(50万円補助)

補助率2/3の偉大さが感じられますね…!

補助金分の費用を他で運用することができるため、さらなる事業の発展が見込めるでしょう。

2.自社の経営を見直すことができる

補助金の申請には

  • 経営ビジョン
  • 事業計画書
  • 収支予算書

などが必要になります。

つまりは自社の経営状態を把握し、将来のビジョンを明確にすることが必要です。

小規模事業者の場合、プレイヤーでバリバリ動いている方も多いはず。

自社の経営を見直すキッカケとして補助金は最適です。

むしろこのために申請しても良いのではと私は思います。

申請方法の話にもなりますが、申請書類はお近くの商工会、または商工会議所の方が一緒に作成してくれます。

というより一緒に作成してもらいましょう。

商工会、商工会議所の方はさまざまな企業の創業や経営をサポートしている専門家です。

普段はなかなか経営相談などできないという方も補助金申請とあれば相談しやすいと思います。

申請時期が近くなりますと、相談員の方もお忙しくなってしまうため、ご相談はお早めに!

【余談】ホームページを作るのにいくらかかるの?という質問に関して

よく「ホームページを作るのにいくらかかるんですか?」と聞かれますが、私はだいたい30万円~と答えています。

ただ、この30万円というのも一概に正しいとは言えません。

必要な機能、ページ、デザイン等ご希望する内容、制作会社さんによってピンキリです。

まほろばのサービスの中には初めてホームページをつくる方、創業者向けの制作プランもありますが、かなり条件を絞ってご提供しております。

正直、ホームページで集客したいという方には向いていないプランです。

また、ホームページも運用することが大切です。

作って終わりではなく、情報を更新・発信して、やっと集客できるホームページになります。

ホームページには運用費用が必要になるということも覚えておきましょう。

補助金利用の注意事項

<引用>小規模企業経営力向上事業費補助金の手引き(PDF:260KB)
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-550/keieiryokukoujou-hojo.html

基本的なところを噛み砕いて解説します。

申請・報告等さまざまな書類の提出が必要

申請はもちろん、採択後も報告などさまざまな書類の提出が必要です。

自社を見直す良いキッカケにはなりますが、書類作成に時間がとられてしまうのも事実です。

補助金を利用するという覚悟を持って申請を行いましょう。

補助金の支払いは実施後に行われる

補助金は実施報告後、承認を受けて、晴れて支払いとなります。

補助金の支払いは、2020年4月頃の予定だそうです。

余裕を持った資金計画を行いましょう。

収益納付が必要な場合がある

ざっくりいうと利益が出たら、逆に支払い義務が発生します。

明らかに利益が出る事業に対しては使えないのが補助金です。

ただし、チラシやホームページに関しては収益との因果関係が必ずしも明確ではないため、収益納付が生じる可能性は低いです。

不安であれば申請時に相談しましょう。

交付決定通知を受け取った後から2020年1月10日までに行ったものが対象

交付前や期間を過ぎた費用に関しては補助対象となりません。

※参考ページでは平成32年となっています

事業の実施は、商工会・商工会議所の経営指導員の支援を受けながら行う

少なくとも2回以上面談形式で実施する必要があります。

事業内容を変更する場合も必ず経営指導員に相談を行いましょう。

小規模企業経営力向上事業費補助金を活用しよう!

みなさんの仕事は自社の商品・サービスを提供することです。

広告宣伝は専門家に任せて、自分の仕事の注力しましょう。

また、自社の経営状況を見直すことで、よりよい商品・サービスの提供へとつながっていきます。

補助金をうまく活用して経営力を向上していきましょう!