まほろば@mahoroba148です。
無料でホームページを作成できるサービスは個人や小規模事業者の強い味方ですね!
- Wix
- Jimdo
- Ameba Ownd
上記以外にも多くのサービスがあります。強みはなんといっても無料で制作できるところです。
しかし、本当に無料でホームページができるか、自分でやるのは難しいそう…と思う方も多いのではないでしょうか?
正直なところ、会社勤めしているときは(自分たちでつくれるので)無料制作サービスはオススメしていませんでした。そのため私自身も敬遠していました。
先日、Wixで作ったサイトをリニューアルしたいとの相談を受けて、1ヶ月ほど作業をしました。
今回は実際に使ってみて感じたWixのメリット・デメリットを書きます。
創業したての方やイベントの開催でホームページが必要な方など、ホームページ制作をしてみたい方のご参考になればと思います。
目次
Wixってどんなサービス?
Wixとは専門的な知識がなくてもホームページを作成できるサービスです。
ホームページを作るにはHTMLやCSSのような専門的な知識が必要です。
Wixを使えば直観的な操作でホームページを作成することができます。
ホームページビルダーやドリームウィーバーのようにパソコンにインストールする必要がありません。
クラウド上に管理されているため、インターネットがつながったパソコンさえあれば、どこでも作成、公開することができます。
ここが良い!Wixのメリット
絵を描くようにホームページが作れる
ウィジェットと呼ばれるパーツを選んで画像や文章を設置していきます。
大きさや場所の移動もマウスだけでOK!直感的に操作できます。
無料のサービスの中にはある程度ブロックが決まっているタイプもあるので、それに比べるとかなり自由度が高いです。
イラストレーターの感覚に近いので、コーディングが苦手なデザイナーさんにもオススメです。
スライドショーや問い合わせフォームなどさまざまなウィジェットがある
ホームページでよく見るスライドショーや問い合わせフォームもウィジェットで用意されています。
こちらも特に専門的な知識は必要なく、直感的に設置できます。あのサイトで見たかっこいい動き!なんかも再現できます。
また、別ページの任意の場所で移動させる設定も簡単にできます。(別ページへのスムーススクロールが可能)
移動先にアンカーリンクを設置して、移動元にボタンやリンクを設置。これもウィジェットの設定だけで実現できます。
SEO設定が細かくできる
SEOとはいわば、検索に引っ掛かるための対策です。
たとえばGoogleなどの検索サイトで「ランチ ○○(地名)」と検索したときに一番目に出るようにしたい!考えている方はSEO設定は必ず行いましょう。
Wixでは、検索されたときに表示される文章をページごとに設定することができます。
プレビューを見ながら調整できるところもいいですね!
使いづらい!Wixのデメリット
エディタの読み込みが遅い
さあ、いざ始めよう!と思ってもエディタが立ち上がらないことがありました。
お使いのインターネット状況にもよりますが、立ち上がりが遅い分、作業時間が削られてしまうのが残念です。
また、保存するときも下記のような画面が表示されることが多々ありました。
OKを押せばその後は問題なく保存できます。しかし、何度も表示されると作業の邪魔ですね。
【エラー】ページURLが変更できない
どなたかWixのページアドレスの変更方法を教えていただけませんか?
ヘルプには『5.「ページアドレス」の下に URL を入力します。このテキストはサイトアドレスの一部となります』って書いてあるけど、入力できるところはどこだ…? pic.twitter.com/xBRmvH2G9V
— まほろば@経営デザイナー (@mahoroba148) 2018年9月13日
最終的には変更することができました。詳しい原因はわかりませんでしたが、エラーが起きてから3日経ってます。
設定や見本が海外ベース
基本的に海外ベースで作られています。
見本をみると英語だから日本人にとってはそれだけでかっこよく見えるんですよね。
実際に日本語で作ってみると「おやおや?」となる可能性もあります。
見本はあくまで見本なので、見た目にだまされないようにしていただきたいです。
設定で気になったのは日付。
「20YY/MM/DD」と表示したくでも、残念ながら設定できません。
January,Februaryと書かれても見た人がパッとわかる方はいるのでしょうか・・・?
日付設定は自由に変えられたら良いなと思いました。
モバイル表示の調整がたいへん
Wixはスマートフォンにも対応したサイトを制作することができます。
ある程度、自動的に調節してくれたり、スマートフォンでは表示しないようにしたり、便利機能があります。
しかし、その便利機能がうまく動作しないこともあります。ページごとに微調整が必要なので、単純に考えて倍の作業量が発生します。
コードを書いている身からすると二度手間感がありましたね・・・。
301リダイレクトは有料アップデートが必要
ここからは少し専門的な話です。
ホームページのURLを変えた場合には前のURLでも新しいページが見れるように301リダイレクトという設定を行います。
検索やブックマークをしてくださった方が次にアクセスしたときに、ページが見れない!という事態を避けるためです。
その301リダイレクトは有料アップデートしないと使えません。
不意にページを消したりページURLを変えてしまったりすると、せっかく上位に表示されていても意味がなくなってしまうので気をつけましょう。
【対策】どうしてもURLを変えたいとき
notitledページを作成して、新しいページへアクセスしてもらいましょう。
Wixで検索に表示されていたページがなくなるとnotitledというページURLになるようです。
この動きを利用して、新しいページへの移動を促すnotitledページを作成します。
有料アップデートをしなくても設定できるので、お困りの方はぜひお試しください。
ちなみに、その他広告の削除や独自ドメイン、アクセス解析も有料アップデートが必要です。すべて無料で行うには条件があることを覚えておきましょう。
【まとめ】できると実際にやるは違う
Wixの使い心地は予想よりもよかったです。正直、使う前はこんなにも自由なデザインにできるとは思っていませんでした。
ただ、ひとつこれだけは言いたい。
『できる』と『実際にやる』は違う。
Wixは専門的な知識がなくてもホームページを作ることができます。直感的な操作でイマドキのホームページを作ることができます。
それでも作るのはあなた自身です。
自分がやるべきこと、誰かにお願いできることの判断が必要になると私は思います。
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