なぜライブハウスのWebサイトは見にくいのか

なぜライブハウスのWebサイトは見にくいのか

2018年5月6日

音楽好きなまほろば@mahoroba148です。

音楽を聴くのも好きですが、自身もオリジナル曲をつくってCDを販売したり、ライブ活動をしたりしています。

ありがたいことに住んでいる地域のライブハウスの方とご縁がありまして、活動を始めた当初からライブハウスの方にはお世話になっております。

みなさんはどんなときにライブハウスのWebサイト(ホームページ)をご覧になりますか?

私の場合は

  • チケットを予約するとき
  • 情報を確認するとき

ライブハウスのWebサイトを確認します。

その時いつも思うのはなぜライブハウスのWebサイトは見にくいのか――。

今回はライブハウスのWebサイトの問題点と改善のご提案をします。

全国のライブハウスオーナーのみなさん、あなたのホームページは見やすいホームページですか?

Webサイトの問題点-観に来る人目線-

まずは私が考える問題点を挙げます。

  • スマートフォン対応していない
  • 問い合わせ方法がわかりにくい
  • 暗号化(https化)していない

いずれもライブハウスの情報を誰がどんなときに確認するのか考えるとぜひ対応しておきたい項目です。

ここではライブを観に来る人の立場になって考えてみます。

上記で挙げた問題点としてはスマートフォン対応していない、問い合わせ方法がわかりにくいに当てはまります。

ではAさんという人物を想定して考えてみましょう。

Aさんの人物像

  • 30代前半女性
  • 昼間は仕事をしている
  • 音楽を聴くのが好き
  • ライブはあまり行ったことがない

Aさんは音楽を聴くのが好きなものの、ライブにはあまり行ったことがありません。

なぜかというと好きなアーティストが自分が住んでいる近くのライブハウスに来ないから。

遠征するほど金銭的余裕はなく、近場でライブをしてくれる日を待っていました。

ある日の昼休み、好きなアーティストが自分の住んでいる近くのライブハウスに来るという情報を聞きつけます。

Aさんはすぐにチケットをとりたいと思いました。

しかし、どこでチケットがとれるのかわかりません。

とりあえず演奏予定のライブハウスに問い合わせることにしました。

***

ここで注目したいのは

  • Aさんはライブに不慣れであること
  • 昼休み中に確認していること

です。

ライブに慣れている人ならばチケット販売サービスやアーティスト自身の予約を思いつきますが、ライブに不慣れな人は開催場所へ問い合わせることがあるようです。

そして昼休みに確認している=外出先です。

近くにパソコンがあるわけもなく、スマートフォンで確認していることでしょう。

そんなときスマートフォンに対応していないホームページだったら、問い合わせ方法がわかりにくかったら、いかがでしょうか?

場合によってはライブ行かなくていいやってなりますよね。

Webサイトの問題点-演奏したい人目線-

Webサイトの問題点を考えるではライブを観に来る人の立場になって考えてみました。

次はライブをやりたい人の目線になって考えてみましょう。

先述した問題点としては暗号化(https化)していないが当てはまります。

ではBさんという人物を想定して考えてみましょう。

Bさんの人物像

  • 20代前半男性
  • 県内では有名
  • 県外でライブをやりたい
  • 県外に知り合いはいない

Bさんは県内では有名人ですが、県外ではBさんのことを知る人はいません。

知名度を上げるべく、県外ライブをしたいと考えます。

しかし、県外に知り合いもなく、仕方がないので「ライブハウス (地域名)」で検索することにしました。

***

ここで注目したいのは

  • Bさんは知名度を上げたい
  • 「ライブハウス (地域名)」で検索している

です。

知名度がある人ならば全国各地にファンがいるかもしれませんが、知名度を上げたい人は新しくファンを作るためにライブをしに来ます。

ライブハウスが有名であったり、ライブハウスの固定ファンがいたりしたら魅力を感じることでしょう。

そして「ライブハウス (地域名)」で検索している=検索で上位に表示されていないと見つけてもらえない可能性があります。

検索で上位に表示されるよう対策することをSEO対策といいます。

一度は「SEO対策しませんか?」と営業電話がかかってきたことがあるのではないでしょうか?

暗号化(https化)していないホームページは検索順位に影響を与えている可能性があります。

検索サービスとしてシェア率No.1のGoogleはWebサイトのhttps化を推奨しています。

参考URL:Google Security Blog「A secure web is here to stay」

Google Chromeではhttps化していないサイトに警告が出るようになりました。

同じような内容で安全なサイトと安全ではないサイトを見つけたら安全なサイトで問い合わせるのが普通ですよね。

改善しないのではなく、できないのでは?

ライブハウスのWebサイトが見にくい理由をオーナーの立場から考えてみました。

すると、改善しないのではなく、できないのでは?という答えに辿りつきました。

  • 自分たちで運営している
  • 過去の情報の引っ越しが大変
  • 更新しづらくなりそう

ホームページの更新業務って意外と時間がかかるものです。

よく更新するページは更新方法が確立されているかもしれませんが、サイト全体となると専門的な知識が必要になってきます。

また一新するとなると今まで積み重ねてきた情報も移動しなければなりません。

それなのに、ホームぺージの運営をやっていれば人が来るかっていうとそうでもないので、なるべくコストを抑えて行いたいのではないでしょうか?

それならばいっそのこと専門家に任せてしまうのも一つの手です。

【提案】デモサイトを作ってみた

※2023/09/20に閉鎖いたしました

ここまでライブハウスのWebサイトの問題点について

  • ライブを観る人
  • ライブハウスで演奏する人
  • ライブハウスのオーナー

3者の目線で考えてみました。

次はWeb制作の専門家としてご提案です。

デモサイトを作りましたのでご覧ください。

ライブハウスデモサイト

※2023/09/20に閉鎖いたしました

私が問題点として挙げた

  • スマートフォン対応していない
  • 問い合わせ方法がわかりにくい
  • 暗号化(https化)していない

全てクリアしています。

目立たせたいライブはスライドショーで、ライブの一覧はカレンダーで確認することができます。

問い合わせフォームを設置してありますので、ホームページからの問い合わせが可能です。

オーナー側のメリットはブログのように投稿できるCMSを利用しているため専門的な知識がなくても日々の更新が可能です。

暗号化(https化)については借りているサーバーに準ずるものですが、今では無料でできるところもありますので、レンタルサーバーの引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか?

【まとめ】困ったときは専門家へ相談

なぜライブハウスのWebサイトは見にくいのか――。

真意はオーナーの立場から「改善しないのではなく、できない」にあるような気がします。

もちろん、文句を言われないというのもあるかもしれませんが、どうにかしたいと思っているライブハウスオーナーも多いはず。

LiveHouseデモサイト(閉鎖)はサイト自体のカスタマイズも専門的な知識なくできるようなテンプレートを選んでいるのでレイアウト変更も可能です。

ただし、一部見やすくなるように手を加えています。

見やすくなるように最適化することは専門的な知識が必要なのでなかなか自分たちでやることは難しいです。

ホームページの更新に時間を費やしてしまっているようであれば、私たちホームページの専門家にご相談ください。

あなたのご希望に合わせてご提案させていただきます。