浜松のフリーランスデザイナーのまほろば@mahoroba148です。
この度、まほろばのWebサイトをリニューアルしました。
約2年ぶりのリニューアルです。
せっかくなのでリニューアルに当たって考えたことをブログにまとめます。
- サイトリニューアルを思い立ったキッカケ
- Webサイトのリニューアルで意識したこと
主に上記の2点に注目していきます。
ホームページをリニューアルしたいと考えている方やリニューアルをするタイミングがわからない方へ参考になれば幸いです。
目次
サイトリニューアルを思い立ったキッカケ
主な理由は事業の方向性の変化です。
そして、そのままのデザインで変更しなかったのは単純にカスタマイズ性が悪かったことです。
事業の方向性の変化
リニューアルの経緯をまとめると以下の通り。
独立前のサイト
ブログがメイン。起業に向けたエントリーや事業内容の構想を発信。
1回目のリニューアル
コーポレートサイト。まほろばがどんなことをできるかサービス内容を明確にする。
サービス内容は主に
- ホームページ制作
- ロゴ・イラスト制作
- LINE公式アカウント(旧LINE@)運用支援
- 音楽活動支援
今回のリニューアル
コーポレートサイト。提供サービスの変化+外注・委託などの外注業者へのアプローチを追加。
サービス内容は主に
- Webサイト制作
- パンフレット制作
- イラスト制作
- LINE公式アカウント運用サポート
1回目のリニューアルはわかりやすくて、ブログからコーポレートサイトへの変更でした。
詳細な経緯は過去のブログに書いてあるので今回は割愛します。
独立した当初というのは良くも悪くも希望に溢れていて、事業内容が理想に近い状態になっていました。
特に音楽活動支援は、実際にアーティスト向けのサービスを立ち上げようとしたものの、資金面でも技術面でも実現には至りませんでした。
実際にお仕事をいただく中で見えてきた自分の強みや弱みを考慮し、まずはしっかり土台を固めることを重視した事業内容にシフトすべく、リニューアルに至りました。
カスタマイズ性の悪さ
もう一つの理由としてはカスタマイズ性の悪さです。
正直なところ、1回目のリニューアルではWordPressを勉強し始めた頃で、練習も兼ねてWebサイトを作成しました。
試行錯誤しながらのサイト制作だったため、つぎはぎのコードで見直すのも大変な状態でした。
そのため全面リニューアルを行いました。
一部変更よりも全面リニューアルの方が良いケースも
早くからwebサイトを運用されている方の場合、構造自体が古くなっていることがあります。
構造が古くなっているとWebサイトのカスタマイズがしづらかったり、場合によっては最初から構築し直さないといけなかったりします。
その場合は一部変更よりも全面リニューアルしてしまった方がコストを抑えつつ、自由にリニューアルできます。
必ずしも一部変更の方がコストが抑えれるとは限りませんので、お気軽にご相談ください。
リニューアルで意識したこと
今回のリニューアルで意識したことは主に3つあります。
- シンプルに配置する
- 外注・委託を希望する制作会社へのアプローチ
- ブログからの流入を活かす
見た目はもちろん、構造や導線なども考えながら作成しています。以下で詳しく解説します。
シンプルに配置する
シンプルにしたかった理由は「わかりやすい」からです。
余分な情報はなるべく無くして、アクセスした人が迷うことなく求めている情報にたどり着けるように意識しました。
また、こちらがアピールしたい情報に目がいきやすいように、モノクロベースでデザインしています。
表示速度を意識して静的サイトを主体にした
Webサイトの表示速度が遅くなればなるほどユーザーの離脱率は上がります。
WordPressなどのCMSでできた動的サイトでは従来のHTMLなどでできた静的サイトよりも表示速度は遅くなりがちです。
そこで、あまり動かない情報に関しては静的につくり、その中にCMSを埋め込むようにしました。
Googleが提供しているPageSpeed Isightsでトップページの表示速度をチェックしたところ96%以上※をマークしています。
※評価のタイミングによって変動があるため数回行った結果の平均値です
外注・委託を希望する制作会社へのアプローチ
今回のリニューアルでは新たに外注・委託を希望する制作会社へのアプローチを追加しました。
各ページにある外注・委託をご希望の制作会社さまはこちらというボタンです。
現在いただいている仕事の多くは制作会社さまからの外注・委託※です。
※仕事内容によって請負契約なのか委任契約なのか異なりますが、当サイトでは外注・委託と統一しています。
- クライアントと直接やりとりするパターン
- ディレクターから指示をいただくパターン
ご依頼いただく制作会社さまによって異なりますが、プロジェクトの一員として作業しています。
フリーランスという事業形態だからこそ、特定の組織に依存せず柔軟な対応ができます。
「ちょっと手が足りない」「デザインだけお願いしたい」など細かな対応もしているので、企業との差別化になっていると思います。
制作会社さまのつながりを広げたいと思い、今回のリニューアルでは外注・委託を希望する制作会社への専用ページを追加しました。
ブログからの流入を活かす
私のサイトにはブログがあります。
デザインに関わること以外にも、働き方の発信や自分が使ってよかったおすすめ商品などを紹介しています。
仕事と全く関係のないことも発信しているので、今までのブログの狙いとしてはコンテンツづくりの練習が主になるかもしれません。
しかし、ありがたいことにブログへのアクセスが多く、この流入を活かしたいと考えました。
そのため今回のリニューアルで記事ページの改良を行いました。
- この記事を書いた人の追加
- 関連記事の追加
- サイドメニューの整理
など。
一般的なブログは前回更新した記事のリンクがあることが多いですが、私のブログの場合テーマがバラバラなので廃止しました。
その代わりに記事の最後には「記事一覧に戻るボタン」と「関連記事一覧ボタン」を設置しています。
ブログからアクセスしてくださった方に、少しでも私のサイトを徘徊してもらえるように導線を意識しました。
自社サービスに関係のないブログを載せても大丈夫?
企業のブログでは自社のサービスに関係した内容の方が「〇〇で困ったら御社」というように連想しやすくなります。
また、別の狙いとしてどんな人が働いているかを見せることもできます。
私の場合はフリーランスという事業形態のため後者の個人を知ってもらうことも立派な戦略といえます。
しかし、あまりにもサービスに関係のないブログばかりあげても、実際の仕事につながりにくいことを考えると、やはり事業内容に関連したブログの方が良いでしょう。
まほろばでは当サイトからの派生ブログを計画中です。
ホームページは公開してからが本番!
約2年ぶり、ホームページの公開から2回目となるリニューアルについて解説をしてきました。
- サイトリニューアルを思い立ったキッカケ
- Webサイトのリニューアルで意識したこと
この2点を中心に、小話をはさみながらお話してきました。
実はサイトの公開からブログを書くまでに細かな修正を行っています。
ホームページは公開してからが本番です。
どんなに予想を立てても完璧にしようとしても、公開してみたら全然違った、ということもあります。
そのため実際に公開してみて反応を見ながら評価→改善を行っていきます。
公開することが目的にならないように気を付けましょう。
まほろばではヒアリングから制作、運用までワンストップで承っております。
Webサイトのリニューアルでお困りな方はお気軽にご相談ください。